好きなスマートウォッチに装着できるCGMデバイスを発表、日本での販売も視野に

 米AfonTechnologyが、任意のスマートウォッチに装着して測定可能な非侵襲のCGM(持続血糖値測定器)を開発中だと発表した。世界発売を念頭に置いており、日本も含まれるという。

近く英国での実証実験開始、当局の認証取得

 同社が開発中と発表したCGMは、計測結果の表示ディスプレイ部を伴わず、非侵襲で肌に密着させるパッド型の測定部のみのデバイス。スマートウォッチのバンドに挟んで手首の内側に密着させる仕様で、計測結果はスマートウォッチやスマートフォンにBluttooth通信を通じリアルタイムに送信し続ける。結果はアプリで表示・管理できる。精度については、同社によると既存のCGM機器と同等であるとしている。

 現在実用化に向けて医療機関等との臨床研究段階に入っており、同社は5月6日、英国医薬品医療製品規制庁(MHRA)から同国スォンジー大学病院での臨床試験の許可を得たと発表した。実用化段階においては世界発売を念頭に置いており、日本も対象に入っているとユーザーからの問い合わせに回答している。