国立がん研究センター東病院のスタートアップ支援プログラムにBeyond Next Venturesが参加

 国立がん研究センター東病院が革新的な医療技術の実用化を目指すスタートアップに対し研究面の支援を行うプログラム「National Cancer Center (NCC) Venture Incubation Program」に、Beyond Next Venturesが参加することが発表された。今年6月のプログラム開始時から参画している東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)とあわせ、国内独立系ベンチャーキャピタル大手2社が参画する体制となった。

大手独立系VC2社の参加でプログラム規模の拡充目指す

 「National Cancer Center (NCC) Venture Incubation Program」は、2021年6月より開始された、革新的な医薬品・医療機器の実用化を目指すスタートアップを支援するプログラム。研究面は国立がん研究センター東病院がさまざまなステージのスタートアップに対する多様な支援を行い、運営面・資金面をベンチャーキャピタルが担う。6月の運営スタート時には東京大学エッジキャピタルパートナーズ (UTEC)が参加しており、今回Beyond Next Ventures(BNV)が参画することで2社体制となる。今回BNVが運営に加わることで、支援チーム数の増加と支援プログラムの充実が期待できるという。なお、このプログラムでは現在以下の6チーム(医薬品4チーム、医療機器2チーム)を支援しており、今年度末に成果発表会を予定している。

2021年度National Cancer Center (NCC) Venture Incubation Program 支援チーム

セレイドセラピューティクス
サイアス
STAND Therapeutics
PURMX Therapeutics
超人医療プロジェクト
Surg storage