音声コミュニケーションプラットフォームを展開するBONXは、新型コロナウイルスに対応する医療機関向けに、法人向けコミュニケーションアプリ「BONX for BUSINESS」とデバイス「BONX Grip」をコロナウィルスの感染拡大が終息するまで無償で貸与すると発表した。
スマートフォンを介した音声グループコミュニケーション
「BONX for BUSINESS」は、スマートフォンを使って音声グループコミュニケーションを実現するソリューション。手持ちのマイク付きイヤフォンで使用できるほか、純正ヘッドセット「BONX Grip」も用意されている。主にスポーツ分野、企業向けでは工場など生産現場で使われているが、昭和大学江東豊洲病院 脳神経内科など医療機関でも導入事例があるという。同社では現在のコロナウィルスの感染拡大の状態を踏まえ、医療機関内における医療従事者同士の近距離での接触を防ぐため、スマートフォンとネットワークがあれば、遠隔でのグループコミュニケーションが可能な同ソリューションを無償で提供する事を決定した。医療機関に対し、感染拡大が終息するまでの間サービスを無償提供し、また先着20医療機関限定で、「BONX Grip」も期間中最大50台まで無償で貸出すという。申し込みや諸条件の確認は、同社ウェブサイトから行える。