オンライン診療サービス「curon」がスマートフォンからのヘルスデータ連携に対応

オンライン診療システムと医療分野での様々なAIサービスを提供するMICINは、2018年7月30日、展開中のオンライン診療システム「curon」の新機能を発表した。患者がスマートフォンに記録したヘルスデータを医師が参照し、生活指導などに活用できる。

歩数や体脂肪率、血圧や血糖値など対応

対応するヘルスデータは、歩数、体脂肪率、血圧、血糖値など。「curon」上で医師が診察日の患者の日常のデータを見られるようにすることで、それらも踏まえたオンライン診療を行うことができるようになるという。

この新機能の搭載について、「リーレクリニック大手町」(東京都千代田区大手町、内科・腎臓内科)院長の片山泰輔医師は「スマートフォンや計測機器によって日々蓄積されるデータを診療時に参照することができれば、より効果的な生活改善指導ができる。(例えば)著しい高血圧(180/120mmHg以上)で投薬治療を行っているような患者の場合、日々の血圧モニタリングが非常に重要」と述べた。