テルモ、スマホアプリで状況確認できる持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」を発売

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 テルモ(東京都)は、米Dexcom社の持続血糖測定器「Dexcom G6 CGMシステム」を日本国内の医療機関向けに取り扱いを開始した。スマートフォン向けの専用アプリから、5分ごとに更新されるグルコース濃度の変動を確認でき、任意で値を共有し遠隔医療に活用することも可能だ。

「緊急低値リスクアラート」も搭載

 糖尿病患者のグルコース濃度の管理は場合によっては生死に直結する重要な指標であり、理想的には常に濃度を測定し、低血糖などのリスクに備える必要がある。近年は専用デバイスの開発が進み、CGM(Continuous Glucose Monitoring)と呼ばれる常時測定可能な機器が増えてきた。ただ市場に出回る主要な機器は測定はできるものの、値の確認に専用デバイスが必要であるなど、患者に対する利便性という意味においては課題が残っている。

 今回テルモが取り扱いを開始した米Dexcom社の「Dexcom G6 CGMシステム」は、腹部に取り付けグルコース値を測定する本体(センサーとアプリケーター)の他に、モニターとしてスマートフォン向けのアプリがセットになっており、患者は自身のスマートフォンで手軽に確認することができる(専用モニターも用意されている)。またアプリを介し、測定値を5人まで共有できる。テルモではユースケースとして、医療機関と連携し遠隔診療などにも活用可能と説明している。

 今回のシステムでは、さらに20分以内に低血糖になる可能性を予測する独自のアルゴリズムを開発、「緊急低値リスクアラート」として告知する機能も実装した。同社ではリスクの高い低血糖となる前に対応することで、意識レベルの低下などの症状を防ぐことが期待できるとしている。

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