福山市医師会は5月1日、同会のWebサイトを通じてオンライン診療が受けられる「かぜ・発熱オンライン外来」を始めた。5月6日までの期間限定で、自宅から同医師会所属の医師の診察を受けられる。
LINEまたはZOOMを活用して受診
福山市医師会がオンライン診療の取り組みを始めた。ゴールデンウィーク中に医師会が実施している休日当番医への患者の集中や、休日も開院している医療機関での院内感染を防ぐ狙い。高校生以上を対象とし、備後地域在住の人を優先して診察を行うという。アプリについてはLINEを活用することを想定している(LINEができない場合にZOOMを使用する)。
実際の受診ステップは、医師会のホームページに掲出されているバナーから日時の予約を行い問診票を入力。受診時には厚生労働省の事務連絡にしたがって保険証などの本人確認書類を提示し、メールアドレス、電話番号を伝える。医師会の事務スタッフから診療についての留意点を説明されたあと、医師が診療を行い、必要に応じて処方箋を発行する。希望の薬局にFAXで送信してもらうことが可能だ。支払いはクレジットカードとなる。
医師会ではオンライン外来を5月6日までの期間限定としているが、7日以降は未定。