北海道の第二地銀である北洋銀行は2017年8月17日、北海道二十一世紀総合研究所と連携して地域のライフサイエンス系企業を支援する「北洋ライフサイエンスサポートファンド」を設立すると発表した。総額は2億円で、1案件最大5,000万円までの投資を検討している。
1件あたり最大5,000万、存続期間10年で息の長い投資を目指す
ファンドでは、北海道の成長期待の大きい医療系技術、創薬、医療機器等のライフサイエンス分野を投資対象とする。北海道二十一世紀総合研究所がファンド運営者となり、北洋銀行が出資するかたちをとる。投資以外の経営支援も研究所が行なうことを想定しており、地域活性化の重要なセクターとして、医療機器開発や創薬を手がける企業を積極的に支援する考えだ。