慶應義塾大学医学部は、2017年から開催している「慶應義塾大学医学部 健康医療ベンチャー大賞」のスピンオフとして、2日間でアプリを作成するハッカソンを開催する。開催日は2018年8月31日ー9月1日。参加者募集は8月12日まで。
参加費無料、応募後にチームをマッチングし編成
慶應義塾大学医学部では2017年より、大学発のビジネスコンテスト「健康医療ベンチャー大賞」を開催しているが、今回、スピンオフとして医療機器アプリ作成コンテスト企画した。2日間のハッカソン形式で、応募者を応募後に事務局側でマッチングしチームを構成するという。ビジネスパーソンや医療従事者、デザイナー、エンジニア、学生などの異なる背景を持つメンバーでバランスよくチームを構成する狙いがある。最終的にはコンテスト形式で競い、優勝者には賞金を授与する。健康医療分野に興味のある人なら学生社会人問わず誰でも参加可能で、慶應への所属も問わない。
今回のテーマは以下の3つで、医療機器承認や保険収載を視野に入れたアプリケーション作成を目指す。
- 生体データを計測するもの
- 疾患の評価、診断、治療を行うもの
- ウエラブルデバイス、電子カルテなどに連携することで医師の診療をサポートできるもの
当日は特別講演を挟みながらのグループワーク
8月12日まで参加者を募集し、8月19日には参加者をマッチングしたチーム分けを発表。当日2日間は、医療IT普及の実践者らの特別講演を挟みながら、グループワークを進めていく。講演者には現時点まで日本唯一の保険収載アプリ『JOIN』開発に深く関わった東京慈恵医科大学先端医療情報技術研究講座長の高尾洋之准教授や、国内外のベンチャー10社以上の新規事業開発の経験を持つSaveMedicalの淺野正太郎代表取締役社長らを予定している。なおSaveMedicalは、日本医療機器開発機構が先日設立した、デジタルヘルスに特化する100%子会社。
ハッカソン詳細と申し込みはこちらから行える。