日医標準「ORCA」と接続するAPIをオープンソースで公開 メドレーが開発

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オンライン診療システム「CLINICS」などを展開する医療ベンチャー、メドレーは、日医標準レセプトソフト、通称「ORCA」へ容易に接続できるクライアント側のAPIライブラリ「ORCA API」をオープンソースソフトウェアとして公開した。すでにGitHubで公開されている。

Rubyを採用し、容易にWebアプリから接続可能に

ORCAは、日本医師会ORCA管理機構が提供する、全国17,000を超える医療機関に利用されているレセプトソフト。電子カルテなどの医療情報システムからORCAに連携するためのWeb API「日医標準レセプトソフトAPI」が提供されているものの、Webアプリケーションとの親和性が高いとは言えなかったという。

今回メドレーが開発した「ORCA API」を利用することで、Webアプリケーションから日医標準レセプトソフト APIへ迅速に接続できるようになり、ORCAと連携したシステムを効率的に開発できるようになるとしている。もちろんこのAPIはメドレーが提供するシステム以外のすべてのWebアプリケーションに適用できる。メドレーでは、今回のAPI公開により、医療業界においてインターネットサービスのオープンな開発が進むことを期待するとしている。

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