日本医療機器開発機構、LINK-Jらピッチイベントの登壇者募集開始 最大1億円の出資も

 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)、日本医療機器開発機構(JOMDD)、MedVenture Partners 、およびUS-Japan Medtech Frontiers(USJMF)は、2018年8月24日、主催するピッチイベント「MEDTEC INNOVATION」の登壇者募集を始めた。コンテストを行い、優勝者には最大一億円の出資などの事業化支援を行う。

「日本発の医療系ユニコーン企業誕生を目指す」

医療イノベーション促進、事業化支援を行うLINK-JとJOMDDは昨年もピッチイベントを開催したが、今回はさらにメドベンチャー、 USJMFも加わり、よりパワーアップしたイベントとして行う。医療現場の課題解決と日本発の医療系ユニコーン企業の誕生を目指した医療イノベーションの担い手を対象にピッチ登壇者を募集する。 

応募対象は医療機器、デジタルヘルス、ヘルスケアサービス、その他医療・介護領域におけるテクノロジーに関するアイデア・技術・製品・事業(特許出願が無いアイデアの状態でも応募可能)を有し、その技術・製品・事業に関するプレゼンが可能な、企業、チーム、人物としており、学生も可。書類審査を通過した応募者は、2018年 11 月9 日(金)に開催される「メドテック・イノベーション シンポジウム&ピッチ」に登壇しプレゼンを行う。優勝チームはシリコンバレーのベンチャーキャピタル・インキュベーター・投資家らの訪問を中心とした海外派遣プログラム参加のための渡航費か、JOMDDによる最大一億円までの事業化費用などの援助かを選べる。