厚生労働省、新型コロナ療養者対応に打ち手 オンライン診療に診療報酬加算認める

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 厚生労働省は16日、事務連絡を発出し、新型コロナウイルスに感染し自宅療養する患者らに対し、電話またはオンライン診療した場合の診療報酬を引き上げると通達した。対面診療は先に引き上げていたが、自宅・施設療養者が急増するなか、範囲を拡大したかたちだ。

対面診療に合わせ、感染症対応の診療報酬加算250点認める

 今月に入ってから、新型コロナウイルスのデルタ株による感染拡大が爆発的な勢いとなり、全国で病床がひっ迫。宿泊療養施設や自宅療養の感染者数が、全国で3万人に達しようとする勢いで急増している。同省では先に対面診療の診療報酬に対し感染症対応の診療報酬加算を認めていたが、16日付で事務連絡を発出。オンライン診療(初診含む)・電話再診に対しても認めると通達した。具体的には、オンライン診療および電話再診においても「二類感染症患者入院診療加算(250点)」の1日1回の算定を認めることとした。適用は即日で、日々療養者が急増する中医療者への支援を強化する考えだ。

外部リンク:厚生労働省 自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)2021年

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