NEDO、AIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択、支援へ 医療分野でも2件

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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年8月8日、AIの重点分野への社会実装を促進し、新たな需要の創出や既存分野との融合による産業競争力の強化を目指すため、優れたAIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択したと発表した。

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健康、医療・介護分野では2件

NEDOでは、昨年度より政府の人工知能技術戦略の重点3分野である「生産性」「健康、医療・介護」「空間の移動」におけるAI社会実装を加速し、AIベンチャーの市場参入を促進するため、ベンチャー企業が参入しやすいコンテスト方式による公募事業の実施に取り組んでいる。今年度は6企業・大学の研究テーマが採択された。「健康、医療・介護」分野では以下の2つが採択されている。

採択1:AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究

(プレスリリースより)「AIによる高純度間葉系幹細胞の品質検査高度化の調査研究」のイメージ

島根大学発のバイオベンチャー企業PuRECと名古屋大学の共同研究。PuRECが持つ間葉系幹細胞を高純度に培養する技術と、画像診断やそのAIとの融合で実用的な再生医療用細胞の品質検査システムを開発し、再生医療用細胞製造現場における安定性と効率の向上、コストダウンを実現する。

 

採択2:機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索

(プレスリリースより)「機械学習を用いた認知機能リスク因子の探索」のイメージ

オンライン診療システムとAIによるヘルスケア・企業向けのソリューションを提供するMICINの研究。脳梗塞が原因で発症する認知症について、人間ドックなどで得られる医療データとの因果関係をAIで解析する。「認知症予備軍」を早期に発見することで、予防や根治を可能にする。

採択された各企業は最大2,000万〜4,500万円の支援を受け、2019年度末まで2年間の研究開発を実施する。

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