遠隔集中治療ソリューションT-ICU、総額1.38億円の資金調達

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専門医による遠隔集中治療ソリューションの普及を図るベンチャー企業T-ICUは、2019年7月31日、第三者割当増資を実施し総額1億3860万円の資金調達を行なったと発表した。同社は今回の資金でシステム開発を加速させるとともに、海外展開にも力を入れる。

海外も視野に開発を加速

2016年設立のT-ICUは、Doctor to Doctorの診療サポートを遠隔から行う集中治療専門医チームの組成、およびチームが支援先に助言を行うためのシステムに強みを持つ。全国で約1,100ある病院の集中治療室のうち、約800室には専門医が在籍していないという状況を打破することを目指している。

今回の資金調達ラウンドは、Beyond Next Ventures、栖峰投資ワークス、みなとキャピタル、フューチャーベンチャーキャピタルなどが運用するファンド、ターン・アラウンド・マネジメントおよびT-ICU代表取締役である中西智之氏が引受先となった。同社は今回の資金を、ソリューション開発の加速、全国および海外への展開に活用する。

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