TXP Medical、がん患者向けスマートフォン患者問診プラットフォームをリリース

TXP Medical(東京都)は、がん研究会有明病院監修のがん患者問診プラットフォームをリリースした。Webアプリとなっており、PCとスマートフォン両方で利用できる。

副作用問診の結果をGradeに変換

 

 今回同社がリリースしたプラットフォーム「ありがとうサポート」は、抗がん剤治療中の患者が対象。スマートフォン等で日々の体調記録や医療機関に提出するための、いわゆる「副作用問診」を行うことができる。回答された副作用問診の結果は「Grade」に置き換えられ、さらにQRコードで簡便に医療機関と共有することが可能。これにより、患者・医療従事者間のコミュニケーションを円滑にし、診療の質の向上に寄与することが期待できるとしている。

  また同社ではがんの副作用問診以外にも様々な疾患や治療に対応できるとしており、患者サーベイランスや入院時チェックシート、研究におけるeRPOなど、施設の実情に応じて様々な用途が考えられるという。