神戸市、コロナ対応のベンチャーを支援するアクセラレータープログラムを実施
神戸市と海外資本の投資ファンド「500 startups」は、コロナに対応するソリューションを開発および展開するベンチャーを対象として、「神戸医療産業都市」と連携したアクセラレータープログラムを開始している。7月17日まで応募受付中で、約20社の選定、11月にかけ集中的に支援プログラムを行う。
2つの観点から事業アイデア・サービスを募集
神戸市は2016年より「500 startups」と提携し、さまざまな分野のスタートアップを支援するアクセラレータープログラム「500 KOBE ACCELERATOR」を開催してきた。5回目の今年はコロナ禍を踏まえ、前回同様、先端的な医療技術の研究開発をサポートしている「神戸医療産業都市」と連携し、新型コロナウイルス感染拡大に対応する事業アイデアやサービスを展開するスタートアップを募集する。なお応募対象は神戸市内企業に限定しておらず、世界中の企業が応募可能だ。応募対象は、「Against/Withコロナ」「Postコロナ」と2つの観点から以下が目的のサービスとなっている。
Against/Withコロナ
- 遠隔医療サポート
- 疾患検査ソリューション
- 緊急の情報発信・偽情報検知
- 個人の衛生管理のためのソリューション
- 災害時のジオトラッキング
- 食品の安全かつ効率的な物流技術 など
Postコロナ
- リモートワーク・学習サポート
- オンラインイベントの効率的な管理と運営
- 医療データの共有とプライバシー保護ソリューション
- 健康管理サポート
- 自動化・センサー技術 など
なお、今回は感染防止のため、例年と違いすべてのプログラムをオンラインで行う予定で、採択企業は神戸に滞在する必要はない。応募はWebサイトで7月17日まで受け付けている。