帝人ファーマ、在宅医療に焦点を当てるアクセラレータープログラム開始

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2019年7月1日、帝人ファーマとベンチャー支援を行うアドライトは共同で、在宅医療に焦点を当てたアクセラレータープログラムを開始すると発表した。シードステージ以降のベンチャーが対象で、7月23日に説明会を開催する。

在宅医療におけるQOL向上がテーマ

在宅医療分野で実績のある帝人ファーマが、同分野の価値創造をともに行えるベンチャーを募集する。65歳以上が全人口の3分の1になるとみられる2025年以降、在宅医療は医療の重要な柱と位置付けられている。主な対象となるであろう高齢者の増加にともない、在宅医療のニーズが多様化するとみられる中、患者のQOLを高め新たな価値を提供するためベンチャーとの共同事業を検討する。

このプログラムでは事業化支援の実績を持つアドライトが運営として参加し、帝人ファーマとともにビジネス創出を推し進める。応募者には医療やヘルスケア分野でのリリース経験は問わず、優れた技術やサービスを有するかを重視する。

具体的な募集領域は『在宅での治療・介入』『地域包括ケア』『高齢者の衰えた機能補完・QOL向上』で、保険適用を目指すかは問わない。帝人ファーマの顧客接点がある疾患(慢性閉塞性肺疾患、睡眠時無呼吸症候群、慢性心不全、精神疾患、筋骨格系疾患)以外でも、ユーザー(患者・医師・医療関係者)を起点としたサービス、ソリューション、技術提案を期待するとしている。AIや音声認識、画像認識、ロボティクス、ウェアラブル、IoT、VR/MR/AR、センシング、データ解析など、ICT技術を持つベンチャーの応募をイメージしているという。

エントリーは特設ウェブサイトで8月13日まで受け付ける。また、プログラム説明会を7月23日に都内で開催する(説明会参加の有無は選考基準としない)。

外部サイト:アクセラレータープログラム特設サイト

 

 

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