医師同士の質問解決プラットフォームAntaaと医療相談アプリ「LEBER」が業務提携

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 医療相談アプリ「LEBER」を提供しているAGREEは、医師同士の質問解決プラットフォームを運営するAntaaと業務提携を締結したと発表した。同社の相談アプリの利用が新型コロナウイルス感染拡大に伴い急増しており、対応する医師の増員が急務となっていたため、医師会員を多数抱えるAntaaの協力を得る。

Antaaの約10,000人の登録医師が「LEBER」に協力

 AGREEが運営しているアプリ「LEBER」は、スマートフォン経由で日時を問わず24時間、医師に相談ができるアプリ。オンライン診療ガイドライン上の類型では、医師による医療健康相談にあたる。180名以上の医師が登録し利用者からの相談に応じているが、現下の新型コロナウイルス感染拡大に伴い利用数が急増しているという。この状況に対応するため、医師同士が知見を共有しあうプラットフォームを運営し、登録医師が10,000人を超えるAntaaの協力を得ることになった。

 具体的には「LEBER」アプリ経由で寄せられる利用者の相談に、Anntaaの登録医師も回答できるようにする。また回答時にAntaaの人的ネットワークで支え合い、医療体制を保つ一助となることを目指すという。AGREEは現在新型コロナウイルス対策の一環として茨城県の全世帯を対象に、アプリでの医療相談を2020年9月30日まで無料で提供している。

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