中外製薬、子宮内膜症患者の疼痛管理に関するデジタルソリューションを開発へ 米ベンチャーと提携

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中外製薬と米医療ベンチャーのBiofourmisは、子宮内膜症に伴う痛みを客観的に評価することを目指し、デジタルソリューションの共同開発を行うと発表した。中外製薬がBiofourmis社のソリューションを活用し、グローバルな多施設共同観察試験を実施。技術検証を行う。

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120名以上の患者で観察研究を実施予定

中外製薬が、疼痛管理のデジタルセラピューティクス(DTx=デジタル技術を用いた治療法)開発に乗り出す。米国ですでに複数企業とDTx開発に取り組んでいるベンチャー「Bioformis」社と提携し、同社のサービスパッケージを活用してまずは観察研究を行うという。

Bioformis社は、バイオセンサーから取得するデータをAIベースのアルゴリズムで解析し病態管理、および医療側の介入が可能なソリューション「Biovitals®」を主力商品としており、これまで他社と複数の心疾患、睡眠時無呼吸症候群、がんなどの腫瘍由来の疼痛管理について取り組んできている。中外製薬はこれらの実績を評価しパートナーとして迎えたとみられる。

具体的には、両社は共同で子宮内膜症による疼痛の客観的な評価法の開発に取り組む。痛みは子宮内膜症の主症状の一つで治療上も重要だが、主観的な症状であるため、家族や医療関係者に正確に伝えることは難しい面もあるという。デジタルテクノロジーでこうした課題を克服できるか、まずは120名以上の患者が参加するグローバルな多施設共同観察試験を実施して技術検証する。

 

 

 

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Posted by Shigeru Kawada