サイバーダインとAIGが業務提携発表 サイバニクス技術を取入れた保険商品を開発

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サイバーダインとAIGは2016年11月21日、東京都内で会見を開き、損害保険分野における業務提携の締結について発表した。日本で初めて保険収載を実現したロボティクス製品を持つサイバーダインの技術力とノウハウを、AIGの新たな損害保険商品開発に投入する。すでに商品開発の実務はスタートしており、2017年にも当局へ届け出る見通しだ。


「共同で保険の“サイバニクス革命”を推進」

会見で、サイバーダイン社長兼CEOの山海嘉之氏(筑波大学システム情報工学研究科教授、内閣府ImPACT プログラムマネージャー)は「今回の提携は、リスクに備える従来型の保険とは異なる『リスクを戦略的に低減していくような保険』を実現できるだろう」と述べた。またAIGジャパン社長兼CEOのロバート・ノディン氏も、「この日はAIGと保険業界にとって記念すべき日。受け身のイメージがある保険商品を変えていこうと事業戦略コンセプトとして『ACTIVE CARE』を掲げているが、今回の提携により具体的な実践に移せると考えている」と語った。

生命保険分野でもすでに提携

サイバーダインは、2016年9月に生命保険分野においても大同生命保険株式会社と提携を発表。医療用HAL®を用いた特定の疾病治療に対し、受療者の治療費用負担軽減のための新たな保険商品の開発を目指している。

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