【編集部コラム】オンライン診療で新型コロナ診療が可能な医療機関の皆様、情報をお寄せください

COLUMNCOVD-19,医療崩壊,新型コロナウイルス

編集主幹の河田です。いつも当サイトをご利用いただきありがとうございます。

オンライン診療で自宅療養者の方々をサポートできる医療機関のみなさまへ

 みなさまご存知の通り、日本は新型コロナウイルスの感染「第5波」の真っ只中です。大規模都市圏を中心に病床がひっ迫し、本来入院治療となるべき病状の患者さんが自宅療養を余儀なくされており、今後もその数は増えこそすれ減る見込みはありません。現在、往診を専門に行う民間企業、在宅医療を中心に事業を展開している医療法人などが支援に入っていますが、その体制も、これ以上自宅療養者が増えれば支えきれなくなる可能性が高い状況です。

 政府はその可能性を見越した対策として、16日付で厚労省から事務連絡を発出し(既報)、オンライン診療、電話再診でも感染症対応した場合の加算250点を認めました。1日1回のみの算定ですが、オンライン診療の普及課題のひとつであった「やればやるほど事実上赤字」という点が、多少補填されたと言えるのではないでしょうか。

 この状況を鑑み、医療とITに関する動向をお伝えする当メディアがいまできることを検討した結果、昨年コロナ禍発生の際公開いたしました「電話・オンライン診療対応医療機関マップ」と同様に、新型コロナ診療でオンライン診療が可能な医療機関の情報を収集、公開することといたしました。

 ただ、上記ページの基礎となります厚生労働省公開のリストには、新型コロナ診療の可否は書かれていません。そこで医療機関の皆様に情報をお寄せいただけたらと思い、こちらにフォームを設置いたしました。対応できるという医療機関の皆様、いま自宅で苦しみ、医療のサポートが届かない患者さんへ情報を届けるため、ご協力いただけましたら幸いです。なお住所などの基本的な情報は厚労省のリストから取得できますので、スピードを重視し、最低限必要な情報のみご入力いただければ大丈夫なようにさせていただきました。ある程度情報が集まり次第、マップ情報として公開を始める予定です。ぜひよろしくお願いいたします。

Googleフォーム/新型コロナに関するオンライン診療について

弊社はこのフォームに入力された情報について、情報の真偽の確認、および地図情報作成、公開に利用する用途のみに供用します。弊社を含めその他の目的での利用は禁じます。弊社はこのフォームで入力された情報をきっかけとする診療には一切関知せず、したがってそれに起因するトラブル等の責任を負いません。またここに入力され供用される情報は事態収束後、適切な技術を持って破棄いたします。

 

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