医療VR・介護福祉VRのジョリーグッド 総額6.5億円調達でシリーズBクローズ
2019年7月25日、医療・介護福祉分野を中心にVR人材育成サービスを展開する、ジョリーグッドは、資金調達ラウンドのシリーズBをクローズしたと発表した。このラウンドに参加したのはファンドを中心に4社で、総額6.5億円の資金調達となった。同社はこの資金で展開サービスの品質向上と組織体制の拡充を行う。
累計調達額は11.5億円に
ジョリーグッドは、テレビ・広告業界でのコンテンツ制作などのノウハウを生かし、医療・介護福祉分野向けのVR人材育成サービスを展開している。執刀医や器械出し看護師などの手術スタッフの目線で手術体験が可能なVRサービス「医療研修VR」や、介護の現場で起こりうる様々なシーンを、介護職員と被介護者両方の当事者目線で体験できる介護研修VRサービス「ケアブル」、VRコンテンツによる発達障害者向け支援プログラム「emou」などをこれまでリリースしているスタートアップだ。
今回の資金調達ラウンドに参加したのは4社で、SBIインベストメント、新生企業投資株式会社関連のファンド、株式会社MBSイノベーションドライブ、アクシル・ライフサイエンス&ヘルスケアファンド1号 投資事業有限責任組合。このラウンドを含めた累計の調達額は11.5億に上る。同社では今回調達した資金で、これらのサービスの品質向上、組織体制の拡充を図るとしている。