LiveRidgeが福岡市と認知症見守りIoT事業協定を締結、半年にわたる大規模実証実験開始へ

NEWSIoT, LPWA, LoRaWAN, イノベーション, リビングラボ, ロボット, 介護, 医療, 医療ICT, 医療IT, 地域, 福岡, 認知症, 高齢者

 

LPWA網を活用したIoTによる見守りサービスを提供しているLiveRidgeは、2018年4月17日、福岡市が行う「Fukuoka City LoRaWAN™を活用した認知症の人の見守り実証実験事業」を受託し、協定を締結したと発表した。今後福岡市全域を対象に、半年間にわたってIoTによる見守りの効果を検証する。

 

スポンサーリンク

「福岡100」プロジェクトの一環、見守りでは初の大規模実証実験

福岡市では、人生100年時代を見据えたアクションプラン「福岡100」を推進しており、今後100のプロジェクトを立ち上げていくとしている。その一環として省電力・長距離通信を特徴としたLPWA網のひとつLoRaWAN™を活用した、認知症の人の見守りを目的とする実証実験プロジェクトを実施する。LiveRidgeは、LoRaWAN™をはじめとする複数のLPWA通信規格に対応するGPS見守り位置情報サービス「LiveAir」を提供しているが、これまで鹿児島県肝付町(既報)、静岡県藤枝市での実証実験を積み重ねてきており、実績が評価されたものとみられる。

実証実験は本年6月1日から12月21日までの半年あまりにわたって行われる予定で、協力者も100名を予定(現在福岡市で募集中)。協力者100名がLoRaWAN™対応GPS端末を所持し、最大半年間日常生活を送る。協力者の家族が見守り捜索クラウドサービスのアカウントを保持し、任意および規定のタイミングで位置情報を取得。さらに必要に応じて、クラウド上から支援者(地域住民等)に位置情報を共有、捜索支援を依頼するという、きわめて社会実装を意識したものとなっている。期間も規模もこれまで各都市で行われてきたものと比べ最大だ。福岡市では、認知症の人の大幅な増加が見込まれる中、この実証実験の結果を検証し、その後の福岡市の認知症高齢者施策の検討を行う際の重要な材料とするとしている。

関連記事