接触確認アプリ「COCOA」、機能停止へ17日よりアップデート配布

厚生労働省は11日、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」について、17日から順次機能を停止するためのアップデータを配布すると発表した。陽性者の全数把握見直しで、アプリの機能として用意されていた陽性者登録の機能を停止する必要があるため。

17日より1週間程度でユーザ全員へ配信

 同省によると、「COCOA」アプリは11月4日までで延べ約4,120万ダウンロードされていた。17日より、自動アップデートをオンにしているユーザーに機能停止のためのアップデータを配布する。めどは1週間程度を予定している。オフにしているユーザーは、自らアプリストアで更新することになる。なお機能を停止してもアプリは残るため、削除するのはユーザーの手動となる。

 またこのアップデータには、今後の感染症における感染対策へのICTツールの活用の参考とするため、接触通知発生回数のアンケートが組み込まれている。回答は任意だが、出来る限り協力してほしいと呼びかけている。

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