リーズンホワイ、がん患者向けのオンライン電話相談サービスを開始

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オンラインでのセカンドオピニオンサービスなどを展開する医療ITベンチャーのリーズンホワイは、新たにがん患者向けのオンライン電話相談サービスを開始すると発表した。24時間対応で、利用者は医師・看護師・心理士などの専門家の中から自ら相談相手を選べる。

24時間、全国対応で利用者が相談相手を選べる

Findmeカウンセラーの画面イメージ
(プレスリリースより)専用画面で、相談相手を選べる予定

新たに開始するサービス『Findme カウンセラー』は、がん患者のメンタルケアに特化したオンライン電話相談サービス。24時間、全国の患者を対象に受け付ける。利用者は専用画面に一覧表示されるカウンセラーの中から、自分の相談内容や専門性に沿ったカウンセラーを選ぶ事が可能だという。サービス開発の理由について、リーズンホワイ代表取締役の塩飽哲生氏は「(現在展開しているオンラインでのセカンドオピニオンサービスである)Findmeを通じて『治療選択の疑問』を解決するという形で患者さんのサポートをさせていただいていたが、そのような時は精神的な苦痛を伴うことを非常に痛感し、これをなんとか解決したいと考えた末に誕生した」と、発表にあたり自らのSNSアカウントで述べた。

2019年9月22日19時のサービス開始にあたり、午前10時からは精神腫瘍医を初めとした、がんに関する知見を有した看護師・心理士が多数所属する「日本サイコオンコロジー学会」による「心の相談イベント」を実施する。新サービスへの登録有無は関係なく、無料で参加できる(申込制、1人につき1回のみ30分)。

外部リンク:がん患者さんのための、日本サイコオンコロジー協会による「心の相談イベント」

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