心不全患者に対する遠隔でのリハビリーテーションシステムを開発中のリモハブは、2018年7月25日、大阪大学ベンチャーキャピタル、およびHack Venturesに対する総額5,000万円の第三者割当増資による資金調達を完了したと発表した。
大阪大学「ジャパンバイオデザインプログラム」第1期チーム、事業化を加速
リモハブは、「ジャパンバイオデザイン 大阪大学フェローシッププログラム」第1期チームを母体とした医療ベンチャー。IoT技術で医療従事者によるバイタルサイン・症状把握と負荷管理を実現し、在宅であっても、通院と同じような適切なリハビリテーションを行うことができるシステムを開発中だ。ウェアラブルデバイスを用いた在宅運動状況のモニタリングシステムはあるが、リモハブのシステムは医療従事者がリアルタイムで適切に管理しながら在宅での心臓リハビリテーションを行えることに特徴がある。リモハブでは、今回の調達資金をプロトタイプの改良、他施設臨床研究の準備などに充当するとしている。