セブン・ドリーマーズ、医療機器事業を千寿製薬に譲渡
4月23日に東京地裁から破産開始決定を受けていたセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの医療関連機器事業を、医薬品の開発・販売を手がける千寿製薬が譲り受けることが明らかになった。譲渡価格は明らかになっていない。
「ナステント」事業を千寿製薬出資の新会社で継続
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズは、パナソニックや大和ハウスなどからも資本出資を受け、衣服の自動折り畳み機「ランドロイド」の開発を進めていたが、開発の遅れなどから事業継続を断念し経営破綻した。しかし並行して展開していた一般医療機器「ナステント」事業に関しては顧客もあるため、他社への譲渡、事業継続を模索していた。2019年5月24日に千寿製薬が全額出資する新会社「セブン・ドリーマーズ・ヘルスケア」を設立し、担当役員や社員も新会社に移籍したという。