東京都でのオンライン診療実績のある医療機関は379施設 2020年4月実績

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新型コロナウイルスに対する対応で、臨時的にオンライン診療が幅広く認められているが、東京都の報告によると2020年4月に東京都でオンライン診療を実際に行った医療機関が379施設であることが明らかになった。この数字には電話による診療は入っていない。

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都内の対応医療機関に対する割合は19.7%

東京都保健福祉局が運営する都内の医療機関・薬局情報提供Webサイト、通称「ひまわり」「t-薬局いんふぉ」に、2020年5月29日付で、実際にオンライン診療を実施した医療機関のリストが公開された。リストは数について明示しておらず、当メディアが計算したところ379施設だった。関係者によると、東京都が都内各医療機関に対し4月分の実績について5月8日までに報告するよう求めており、この報告がベースになっているものとみられる。5月29日時点で厚生労働省のWebサイトに掲載されている東京都の対応医療機関リストによれば、対応医療機関数は1915となっており、ここから割合を計算すると19.7%となる。

なお上記リストには電話診療の実施や初診の割合について言及がないが、同局が都内医療機関の問い合わせに対し答えたところによると、初診についてはおおむねオンライン診療1:電話診療2の割合で推移しているという。これらの数値は4月時点であり、その後さらに実施する機関数は増えたと考えられ、さらに公表されていない電話診療について加味すれば、医療機関数はさらに増えるとみられる。

政府資料より https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2020/0529/shiryo_02-2.pdf

なお、同じ5月29日に開催された政府の国家戦略特区諮問会議では、実際に診療を行った医療機関数ではなく、対応可能であると同省に届け出た医療機関数を、2020年2月末時点でまとめられた医療施設動態調査で集計された医療施設数で除した数字をグラフにしている。