東京都医師会が都内全医療機関向けの「コロナ・インフルエンザWeb」を開設 他自治体もシステム導入可能

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稼働時のイメージ(東京都医師会提供)

 東京都医師会が23日から、非会員含む全医療機関向けに区市町村別ごとの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と季節性インフルエンザの患者数などを確認できるWebサイトを稼働させた。各医療機関が情報を入力することが前提だが、都内の医療機関が両疾患の感染状況を日毎に確認することが可能になる。利用は無料となっている。

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市区町村別/日別の状況を医療機関が確認可能に

 同医師会が今回稼働させた「コロナ・インフルエンザWeb」は、以前より中野区、世田谷区、杉並区、新宿区の4区の医師会で稼働中のシステムを、新型コロナウイルス感染症にも対応させ、かつ都内全域に広げたもの。利用は医師会会員・非会員にかかわらず無料で、24日以降、都内の全医療機関に利用のためのID・パスワードを郵送。医療機関が発症者の情報を入力すれば統計され、地図上に市区町村ごとの状況が表示される仕組みだ。

 医療機関が入力するのは症状のほか、基礎疾患や家族/同僚の発症有無、検査状況などで、PC・タブレットのほかスマホからの入力もできるようユーザーインターフェイスを設計しているという。またこのシステムは、都発表のコロナ発症データを毎日取り込み、日別推移をグラフで確認できる。都外者の数字は除外した上で、区市町村別の表示も可能で、より実際に近い状況を把握できる。同医師会は「可能な限り数多くの医療機関で入力していただき精度を高めたい」とし入力と利用を呼びかけている。また、他自治体からの利用希望があれば、開発会社を責任もって紹介するという。

 なお今回開設された「コロナ・インフルエンザWeb」は都内の医療機関向けのもので、一般向けには公開されない。

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