京都大学とデロイト・トーマツ、「社会変革型」データサイエンティスト育成へ共同研究講座

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京都大学とデロイト・トーマツは、「社会変革型」のデータサイエンティスト育成に向け、2019年4月より共同研究講座を解説すると発表した。10月からは先行して京都大学学生および社会人に対し半年間の試行講座を実施する。

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データサイエンティストの「枯渇」に取り組む

京都大学によると、近年、ライフサイエンス・ヘルスケア領域におけるデータサイエンスの知識は必要不可欠な要素となっているが、これまで「勘と経験」が重視されてきた過去もあり、この分野の人材育成はほとんど行われていないという。そのため世界的な人材不足が叫ばれる中でも、日本においては枯渇と言っても過言ではない状況だとする。

「社会変革型」とは

講座では、 「情報 ・データサイエンス」、「医学 ・生命科学」、「経営・社会変革」の3分野を設定。「情報・データサイエンス」分野では、デロイト トーマツが提供するデータアナリティクスのためのデータサイエンス基盤を活用しての基礎分析力の強化、「医学・生命科学」分野では、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻での医療ビッグデータ/創薬 AI における研究実績を活かし、京都大学医学部附属病院で蓄積されている医療データを用いた応用的な医療データサイエンス実習、そして臨床現場における実課題に基づく医療情報を扱うための技術と法制に関する教育プログラムを開発・提供する。「経営・社会変革」分野では、組織医療・社会において解決すべき課題を自ら見出しうる能力開発を目指し、デロイト トーマツでのライフサイエンス・ヘルスケア領域における戦略策定・組織変革経験に基づくマネジメント教育を実施するという。

こうした横断的なカリキュラムの実施によって、分析だけを請け負うデータサイエンティストではなく、ライフサイエンス・ヘルスケア領域に深い造詣を有し、社会変革を実現しうる 「社会変革型医療データサイエンティスト」の育成に取り組む。

 

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