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 最後に、被災地を取材した者として、真備地区とライフタウンまびの今とこれからを、鎮魂と復興支援の想いも込めて記したい。

現在、真備地区の住民たちは自宅の改修がままならない方も多く、仮設住宅などでの避難生活で本来の住まいから引き離され、これまでのコミュニティは崩壊したといっても過言ではない状況にある。ライフタウンまびも12階が水没し使用できない状況に陥っているが、地区のこうした状況を踏まえ、人々が安心して集えるコミュニティセンターとしての機能を強化すべく、現在建物内外を大規模に改修中だ。

 まず1階は2019年11月のオープンを目指し、コミュニティキッチンなど地域住民が気軽に集まれる場づくりを行なっていく。そして外周部にピザ窯を設置し、周辺に以前から設置している農場の野菜を活かしたピザなどを提供する予定だそうだ。さらに今後は、地域・三世代交流の促進や、介護保険だけにとらわれない、持続可能な介護サービスの提供に取り組む。具体的には健康寿命延伸に主眼を置いた要支援前段階の方々へのプログラムや、自立支援への機能訓練プログラム、農業や動物、調理、地元大学と提携したモノづくりなどによるストレスケアプログラムといった、複合的かつ相乗効果を望めるような取り組みを通じ、コミュニティケアセンターだからこそできる、次世代型デイサービスを生み出そうとしているのだ。

 こうしたライフタウンまびの復興へのチャレンジを、40台のスマートフォンの中にあるICTソリューションが支えていくのは言うまでもない。復興への道程をこのソリューションが支え続け、まちが復活する一助になることを切に願う。そしてそれは同時に、地域社会を支える医療介護関係者への価値ある好事例として、輝きを放つことになるだろう。 

<了>

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